2020年10月25日日曜日

吉田拓郎「あゝ青春」の八つ目は何を意味しているのか

 拓郎の歌詞は、わからんままでムードで聴いていることも多いのですが、時々引っかかって、こだわりたくなってきます。

「ああ青春」の ------------------------- いつつ 生きてる 後味悪さ 胸にかみしめれば 泣ける海 やっつ やめるさ 抱き合っても 心は遠ざかる 安い宿 ------------------------- って、何の事か?何をやめるつもりなのか?? もう、何度聞いたかわからぬこの曲、この歌詞。 ①「やめる」が直後の「抱き合う」ことをやめる?
なんで抱き合うのをやめるのか?歌詞全体を見ても女性との決別を歌っているようにも思えないのだけれど。
②前段の「生きていることを後味悪く感じること」「泣くこと」をやめる?
振り返っていても、仕方ない。生きていくしかない。「青春は苦しくても息切れ手も進むしかない」につながるのか。
③女性と安い宿にしけこんでSEXをすることをやめるのか?つまり「安い宿でのSEX」をやめる。
明日からはちゃんとシティーホテルで?
④「君をこんなに抱きしめても」の世界観?
ごちゃごや言葉を並べるという「野暮なことをよそう」と言っているのか。
この曲全体に漂う「青春の彷徨」を断ち切って、「夢破れ悲しむ」ことをやめるのか。
「一つ一人じゃ寂しすぎる 2人じゃ息さえもつまる部屋 三つ見果てぬ夢に破れ 酔いつぶれ夜風と踊る街 悲しみばかり数えて 今日も過ぎてゆく」が1番の歌詞。思い悩み、さまよい、立ち止まることから抜け出そうという意味での「やめる」なんでしょうか。
「やめること」自体が大切である、という思想を表しているのか。
スティーブジョブズの名言「何をしないかを決めることは、何をするのかを決めるのと同じくらい大事なことだ」のような話?1人は寂しく2人はしんどい。夢に破れた今の自分を捨てて(やめて)また夢を見る?




⑥どうしようもない孤独を抱きしめ「ひとり立つ」しかない青春のヒリヒリした痛みとその向こうへゆくエネルギーをこの曲から受け取ってきました。松本隆さん、解説してくんないかな。

⑦けっこう数え歌の数合わせでテキトーだったりして。
・・・書いているうちに結局わからなくなっている、そんな私です。

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