2020年2月16日日曜日

吉田拓郎「落陽」について

ちょっと、この↓↓↓リンク先の筆者は、妄想気味かもしれないですが、私は作品の時代背景にこだわる派(拓郎に限らず)なので、こうした文献はうれしいです。

拓郎の「落陽」は炭鉱への挽歌である!?

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おさみさんが「苫小牧」という地名をぶっこんだのは「落陽」に関するエピソードを聴けばなんとなく理解できるのだけれど、「仙台」という行先には必然があったのか、なかったのか、どうなんだろう。
そのフェリーは実在したのだろうか??北海道は電車で回ったの?そして、仙台に行って何するつもりだったのだろうか?「漂うだけ」の旅程に仙台が含まれていた?それとも「ふりだし」に戻るんだから仙台の人なの(いやいや、おさみさんは鳥取県米子市出身)?じゃあ、旅の始まりは仙台?いや、旅のきっかけが「ふりだし」なのかもしれないので、「ふりだし」は「一人ぼっち」の状態?旅をしても一人?「咳をしてもひとり」(by尾崎放哉in鳥取県鳥取市)?涙が出るほど寂しい一人ぼっち(by田口淑子)?仙台で何があったのか?横浜行きはなかったのか?アメリカにでも行けばよかったかも?
・・・妄想止まりません。

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示し合わせたわけでもないと思うのだけど、「だからこうして漂うだけ」(by岡本おさみ)と、「どこへ行っても同じ」(by田口淑子)が絶妙にリンクしたLIVE73!

2020年2月15日土曜日

14番目の月

14番目の月

初めて聞いたのが中2・・・かな?
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「愛の告白をしたらその途端、終わりが見える。」
とか歌うユーミン。当時は女心の描写がほとんど理解できなくて、「このオネエチャン、いったい何言ってんのかな??」と、ただただ不思議でした。「ユーミン独特の翳り」の「ない」サウンドにも戸惑い。
青年期に於いて少しずつ歌詞の意味は理解できるようになってきたものの、それに対処するスキルは今だに身についていない。
「気軽なジョークが途切れないようにしてね、沈黙が怖い」
とか言われても、こちらとしては飛び蹴りするしかないだろうが(笑)。


アルバムでの軽いアレンジは進化を重ね、ライブではロックテイストが強くなっている。メロディーも天才だが、パーフォーマンスも天才だな。
スピッツの草野マサムネがカバーしています。
茶化しているのかと思えるぐらいの演歌ロック調アレンジが気に入っています。

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ところで、「ロビンソン」って「真珠のピアス」に似てない?
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1976年。おそらく「結婚前の松任谷正隆さんとの「満ちる」前の状況」からインスパイアされてできた曲なんでしょうねえ。
ムッシュかまやつ(1976年のセブンスターショーで共演)と吉田拓郎(1975年のつま恋ライブでは荒井由実と松任谷マンタさんは拓郎のバックを務めていた!)は2人の新婚旅行に乱入したとか(-_-;)。
日本も月が満ちる前だったのだろうし、超消費社会へと向かう高揚感がある。振り返ってみれば、昭和のラスト10年の幕開けを予感させるような名曲だったのかも。
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「この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」(by藤原道長)
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「望月の 欠けるさびすら またいとし」「新月も また満ちてくるさ そのうちに」(by俺)

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